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どんなものを経費に落とせるかのルールとは?

会社設立運営

何が経費に落とせて何が落とせないかは、起業した経営者の皆さんから最もよく受けるご質問です。
一つ一つお答えしてもよいのですが、ここでは経費に落とせるかどうかの前提となるルールについてのみお話しします。
このルールさえ理解しておけば、悩んだときに取り敢えず自分で答えを出すことができます。

ルールは単純です。
「その支出が売上に結びつくかどうか」です。
会計用語では、費用収益対応の原則と言い、会計の根本ルールです。
収益と結びつくものだけを費用にできるという原則です。

贅沢な支出かどうかが問題なのではありません。
その贅沢な支出が、会社の売上と無関係だから問題なのです。
たとえ贅沢な支出であっても、それを売上に結びつけているなら経費になります。

売上に結び付かないものの代表が、家庭用の支出です。
夕食のお惣菜や服、家族旅行などです。
勿論、仕事で使う制服は経費に落とせますが。

フェラーリを会社で買って、経費にできるかビクビクする場合、高級さにビクつくべきというよりも、その車が本当に社用で使われ、売上に結びついているのかどうかにビクつくべきということです。

執筆者

竹内 学

これまで70年以上にわたって「企業とファミリーを孫の代までサポートできる」事務所を目指して培ってきた経験と実績をもとにご相談に乗らせていただきます。

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